フィギュアスケート女子で2月6日開幕のミラノ・コルティナ五輪代表の中井亜美(17=TOKIOインカラミ)が、憧れの浅田真…

フィギュアスケート女子で2月6日開幕のミラノ・コルティナ五輪代表の中井亜美(17=TOKIOインカラミ)が、憧れの浅田真央さんルートでの五輪メダル獲得を目指す。4大陸選手権(北京)開幕1週間前となった14日、拠点の千葉・三井不動産アイスパーク船橋で練習公開。同大会を制し初出場の10年バンクーバー五輪で2位となった浅田さんと同じ道筋で、夢舞台での活躍を思い描いた。

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真新しい赤の五輪代表ジャージーに身を包んだ中井が、23日後に迫った夢舞台へ思いをはせた。「オリンピックで自分が最高に輝いてる姿を見たいので、今はそこに向けてしっかりと準備していきたいです」。年末年始は休日返上でトレーニング。この日の公開練習は約30分間で16本のジャンプを跳び、そのうち得点源とする大技トリプルアクセル(3回転半)を2本成功させた。集結した40社75人の報道陣に好調ぶりを披露し、「緊張もあるけどワクワクの方が大きい」と充実感を漂わせた。

「メダルを取りたい」と掲げる初五輪へ向け、憧れの人がたどったルートに乗る。競技を始めるきっかけで同じ3回転半を武器とした浅田さんは10年、1月の4大陸選手権を制した直後に初出場のバンクーバー五輪で銀メダル。17歳の新星は、その流れを熟知。「名言が書いてある本で読んだ。真央ちゃんが『4大陸で勢いをつけて五輪にいく』と言っていたので、自分も」と重ね合わせ、22日開幕の4大陸選手権は「もちろん勝ちたいけど、雰囲気を経験したい」と本番の予行演習とする構えだ。

これまでと同様に、1歩1歩地に足をつけて進んでいく。シニア1季目の今季、GPフランス大会で日本女子3人目の初出場優勝。GPカナダ大会でも銅メダルを獲得し、ファイナルでは日本勢最高の2位につけた。全日本選手権で総合4位となり、3枠の切符を勝ち取った。その後も、慢心なくコレオシークエンスや3回転半の改善に着手。「大舞台では安定感が大切」と余念はない。ニューヒロインは、五輪で輝く準備を進めている。【勝部晃多】