<プロボクシング:フェニックスバトル148大会>◇14日◇東京・後楽園ホール◇観衆1561人日本スーパーバンタム級タイト…
<プロボクシング:フェニックスバトル148大会>◇14日◇東京・後楽園ホール◇観衆1561人
日本スーパーバンタム級タイトルマッチで、同級1位の池側純(27=角海老宝石)が新王者となった。同級王者石井渡士也(24=RE:BOOT)に挑戦し、9回1分58秒、TKO勝ち。同回に右アッパーでダウンを先制すると、立ち上がった石井にフルスイングの左アッパーで2度目のダウンを奪取。そのままレフェリーストップに追い込み、日本同級王座奪取に成功した。
5回終了の途中採点で劣勢だったが、池側は冷静だった。セコンドの阿部弘幸トレーナーには「6回からは倒す」と宣言し、果敢に石井と打ち合った。「今回は倒すか倒されるか」と覚悟を決めて立ったリング。最終調整のスパーリングでも面白いようにヒットしていた左アッパーに懸けていたという。22年10月、24年10月と対戦し1敗1分けだった石井にリベンジを果たした池側は「マジで左アッパーは狙っていました。ベルトはおまけと言ってきたが、目の前にするといいですね。リベンジしてKOで勝てて。もってますね」と笑顔を浮かべた。
昨年6月に誕生した長男拳生(けんしょう)くんをリングに上げ、初タイトル奪取を喜んだ。「嫁に(リングに)上げろと言われていた。夜泣きもせずにいい子にしてくれていたのでチャンピオンになれました。今は泣いていますけど」と会場を笑わせた。また同門となるWBA世界バンタム級王者堤聖也(30)らともリング上で王座獲得の喜びを分かちあった。池側は「堤さんにはプライベートでもお世話になっている。『すべて出して勝て』と言われていたので、気持ちがこの試合に出たのだと思う」と感謝。最終調整では原因不明の右足痛に悩まされながらも獲得したベルトをみつめながら「石井選手は次に勝ったら(同級10位)辰吉(寿以輝)選手とやる予定だったと聞いている。なら自分が辰吉選手の挑戦を受けたい」とアピールしていた。