巨人山瀬慎之助捕手(25)が覚悟の今季へ、師匠との日々で追い込んでいる。甲斐拓也捕手(33)が地元大分市内で行う合同合宿…
巨人山瀬慎之助捕手(25)が覚悟の今季へ、師匠との日々で追い込んでいる。甲斐拓也捕手(33)が地元大分市内で行う合同合宿に参加して6年目。早朝から日が暮れるまで、みっちりと鍛え上げている。13日、報道陣に公開し「例年、ハードな1月なんですけど、例年通りしっかり追い込めている」と汗がにじむ顔で答えた。
プロ1年目に当時ソフトバンクの甲斐に直訴し、参加を快諾してもらった。「プロ野球選手で1番尊敬している人と一緒にせっかくやっている。僕はああいう人間になりたいと思ってますし、僕にとってのゴールが甲斐さん。背中を見て、ついていこうというだけです」。甲斐がFA移籍で巨人に加入し、正捕手を争うライバル関係にはなったが、「甲斐さんがやめるまでずっと一緒にやります」と貴重な日々をかみしめる。
星稜から19年ドラフト5位で巨人に入団した。昨季は2軍の正捕手として自己最多100試合に出場し、自身初の打率3割超えも記録していた。1軍出場が1試合にとどまる現実に、今オフには契約更改を保留とし、出場機会を訴えた。その後にサインし、甲斐、岸田、大城、小林らと競うポジション争いに挑む覚悟を固めた。
常々、甲斐からは「日本一のキャッチャーになれる」と太鼓判を押されてきた。だからこそ、チームメートになった師匠を超えていくことが弟子の恩返しにもなる。「1軍にずっといることが大事」と今季はフルシーズン1軍帯同を目指す。「1軍での経験がほぼ0に近い状態の人間。僕こそ本当に色を出さないといけない。新しい色で『おお、いいな』と思わせないといけない立場。そこは遠慮なく前面に出して。バンバン出してアピールしたいなと思ってます」と見据えた。