レアル・マドリードは12日、シャビ・アロンソ監督(44)の退任を発表した。さらに、Bチームのカスティージャを率いるアルベ…
レアル・マドリードは12日、シャビ・アロンソ監督(44)の退任を発表した。さらに、Bチームのカスティージャを率いるアルベロアが後任を務めることも伝えている。
レバークーゼンで素晴らしいキャリアを築いたシャビ・アロンソは昨年6月、アンチェロッティ監督の後任として、Rマドリードと28年6月までの3年契約を締結した。ぶっつけ本番に近い形で臨んだ昨夏のクラブワールドカップは良い印象を残しながらも、最終的にパリ・サンジェルマンに準決勝で0-4の惨敗を喫した。
その後、プレシーズンが短いことで満足いく準備ができない中、今季開幕からの公式戦14試合で13勝1敗という好スタートを切り、スペインリーグではバルセロナに勝ち点5差をつけて首位に立った。しかし、DF陣のけが人続出も大きく影響し、11月上旬のリバプール戦以降、パフォーマンスが大きく低下。公式戦8試合でわずか2勝と苦しい時期を過ごし、リーグ戦では首位の座から陥落した。これにより、シャビ・アロンソ監督は解任の可能性が報じられるようになり、主力選手との確執も伝えられた。
昨年末から年明けにかけて公式戦5連勝を達成したことで、この危機的状況を脱したかに見えたが、11日にジッダ(サウジアラビア)で開催されたスペイン・スーパーカップ決勝で、最大のライバルであるバルセロナに2-3の痛恨の敗北を喫した後、退任が決定した。
スペイン紙アスによると、チームが13日午前中にサウジアラビアからマドリードに戻った後、クラブ首脳陣とシャビ・アロンソ監督が練習場で話し合いを行ったという。その際、シャビ・アロンソ監督が現在置かれている自身の危機的状況に疲れを感じていることを明かした一方、クラブは指揮官のプロジェクトに疑問を持っていることを伝えたとのことだ。その結果、双方合意の上で契約解除に至ったと同紙は伝えている。
シャビ・アロンソ監督の今季開幕からの公式戦通算成績は、28試合20勝3分け5敗。スペインリーグは前半戦19試合を終え、首位バルセロナに勝ち点4差の2位。欧州チャンピオンズリーグ(CL)は1次リーグで決勝トーナメント1回戦ストレートイン圏内の7位につけ、国王杯は4回戦(ラウンド16)に進出。スペイン・スーパーカップは決勝で敗れ、今季最初のタイトルを逃した。
新たにトップチームを率いることになったアルベロア監督は現役時代、Rマドリードで公式戦238試合に出場し、欧州CL2回の優勝を含む計8タイトルを獲得した。スペイン代表としては、ワールドカップで1回、欧州選手権で2回優勝している。
監督としては20年からRマドリードの下部組織のチームで指揮を執り、昨年6月からBチームのカスティージャの監督に就任していた。(高橋智行通信員)