◆HBC杯(12日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=ヒルサイズ137メートル、K点123メートル) 今季限りでの現役引退を表…
◆HBC杯(12日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=ヒルサイズ137メートル、K点123メートル)
今季限りでの現役引退を表明した小林諭果(31)=CHINTAI=は、1回目96・5メートル、2回目107・5メートルで女子組8位。7日に引退発表後初の実戦を終え、「いつもと変わらず。すごく落ち着いて試合に臨めた」と振り返った。
昨シーズン中から一線を退くことを考え、所属会社には昨春に「1年やり切ります」と報告した。22年北京五輪前には代表争いに食い込むなど国内トップクラスの選手として活躍していたが、近年は成績が低迷。「数年ずっと、どこまで出来るんだろうと思っていた。年齢も年齢ですし。若くはない。競技成績が伸びていなくて、会社に迷惑をかけていることは感じていた。やらせていただける環境はあったので飛び続けたい気持ちはあったが、これからの人生の方が長いかなと。兄弟を応援する側にまわりたい」と決断した。
五輪2大会出場の兄・潤志郎、北京五輪ノーマルヒル金メダルの弟・陵侑、名門土屋ホームに所属する弟・龍尚に引退することを直接伝えていない。それでも、「今年がラストイヤーというのは、私が去年2月に(東京から)札幌に来た(拠点を移した)時点で分かっていたと思う。兄弟がいたからジャンプを始められた。誰よりも先にジャンプ台からいなくなるけど、まだ兄弟には頑張ってほしいし、引き続き応援したい」と話した。
現役最後の大会は、3月14日の伊藤杯(大倉山)。残りの大会も少なくなっていくが、「国内戦だけにはなるけど、国内でみなさんの記憶に残るジャンプができれば。表彰台を狙って、1本1本を大切にしたい」と意気込んでいた。