女子ゴルフで米ツアーを主戦場とする馬場咲希(20=サントリー)が12日、地元の東京都日野市で行われた「二十歳のつどい」に…

女子ゴルフで米ツアーを主戦場とする馬場咲希(20=サントリー)が12日、地元の東京都日野市で行われた「二十歳のつどい」に参加した。黒と金色の晴れ着姿で登壇し、20歳となった市民を代表し、スピーチした。

スピーチ全文は以下の通り。

「本日、私たちは成人の日を迎えました。このような素晴らしい式典を開催していただいた関係者の皆さま、ここまで育ててくれた家族、地域の皆さまに心より感謝申し上げます。振り返ると、私たちの20年間は決して平たんな道のりではなかったと思います。楽しいことやうれしいことだけでなく、思い通りにいかず、悔しい思いをしたり、自分の未熟さに落ち込んだりしたことも、きっと誰もが経験してきたのではないでしょうか。私自身はゴルフという競技を通して、そしてアメリカでの生活を通してそんな経験を数えきれないほどしてきました。言葉も文化も違う環境の中で生活し、試合に挑戦する。毎日は楽しいことばかりではなく、不安や孤独を感じることもたくさんありました。思うように結果が出ず、自分の無力さを痛感した日も何度もありました。ゴルフはたった1打のミスで流れが変わってしまう厳しいスポーツです。どれだけ準備をしても思い通りにいかないことの方が多く、それは人生にもよく似ていると感じています。それでも、挑戦することをやめなければ、必ず次のチャンスが来る。私はそのことをアメリカでの経験から学びました。そして、その挑戦の中で強く感じたのは、決して自分1人の力ではここまで来られなかったということです。海外で生活することで当たり前のように感じていた日本での暮らしや家族の存在で支えてくれる人たちのありがたさを改めて実感するようになりました。遠く離れていても変わらず応援してくれる存在があることが、どれほど心強いことなのかを身をもって知りました。支えてくださった多くの方々の存在があったからこそ、私は異国の地でも前を向いて挑戦し続けることができています。これは今日ここにいる私たち全員に共通して言えることだと思っています。まだ未熟で迷うことも失敗することもきっとあると思います。それでも自分で選んだ道を信じて1歩ずつ前に進み、世界に挑戦し続けるプロゴルファーでありたいと思っています。これまで支えていただいた方々への感謝の気持ちを決して忘れず、これからの人生を歩んでいきます。以上で私の言葉を終わります。本日は誠にありがとうございました」