<バレーボール全日本高校選手権(春高バレー):東山3-0雄物川>◇10日◇第5日◇男子準決勝◇東京体育館今季の国民スポー…
<バレーボール全日本高校選手権(春高バレー):東山3-0雄物川>◇10日◇第5日◇男子準決勝◇東京体育館
今季の国民スポーツ大会(国スポ)準優勝の東山(京都)が、日本代表アタッカー高橋藍(現サントリー)を擁した20年以来6年ぶりに決勝へ駒を進めた。
史上初の決勝進出を目指した雄物川(秋田)と対戦。8日の準々決勝で全国総体(インターハイ)、国スポとの「高校3冠」を狙った鎮西(熊本)を破った勢いそのままに、3-0(25-19、25-19、25-17)の圧勝を納めた。初めて春高のセンターコートに立った2年生エース岩田怜緯(れい)を中心に、鉄壁の守備からリズムをつくる自らの流れを展開。相手のアタック決定率を32%に封じ込め、最後までやりたいバレーをやらせなかった。
昨年の国スポでは決勝で鎮西にフルセットで逆転負けを喫し、全国優勝を目前に涙をのんでいた。攻守の要で、チーム最多18得点を挙げた岩田は「日本一をもう1度狙えるチャンスを得られて、率直にうれしい気持ち」と安堵(あんど)の表情。国スポ決勝で相手エース一ノ瀬漣に打ち負けた悔しさが1つの原動力になっており、「最後の1点を取るまで自分がチームを勝たせる気持ちを持って戦いたい」と11日の決勝で思いをぶつける覚悟だ。
対戦相手は、史上初の4連覇を目指す駿台学園(東京)と勢いに乗る清風(大阪)の勝者。いずれにしろ強敵だが、将来日本代表のエースを目指す男は「藍さんが日本一になって代表で活躍している。自分もここで勝って日本一になって、代表で活躍できれば」と、同校2度目の春高制覇を誓っていた。【勝部晃多】