<大同生命SVリーグ男子:大阪B3-0ヴォレアス>第10節第1日◇10日◇大阪・パナソニックアリーナ◇観衆2865人前節…
<大同生命SVリーグ男子:大阪B3-0ヴォレアス>第10節第1日◇10日◇大阪・パナソニックアリーナ◇観衆2865人
前節2位の大阪ブルテオンが、同7位で天皇杯準優勝の難敵ヴォレアス北海道をストレートで破り、今年初めてのホーム戦を白星で飾った。通算15勝4敗。
17得点で勝利に貢献したオポジットで主将の西田有志(25)は「今年(ホームは)初めてだったんで、自分たちのやることは決まっていた。先週負けて、選手1人1人が気持ちを入れ替えてやっているし、僕自身もそう。もっともっとできる部分がある。今季は常に成長し続けるシーズン。まだまだやれる」と、喜びは控えめだった。
昨年12月16~21日にブラジルで開催された世界クラブ選手権で、アジア代表の大阪Bは日本勢過去最高の準優勝をつかんだ。片道40時間を要した長距離遠征。同24日に帰国後、SVリーグでは首位サントリー戦の2敗を合わせ、年明けのジェイテクトSTINGS愛知戦も1勝1敗。アウェーが続いた年末年始の1勝3敗は、世界2位になった大きな代償でもあった。
この日のホームは約1カ月ぶり。西田は「僕らは年を越した感覚もあまりない。ただ、練習できる時間が増えたのが一番大きい。ずっと遠征だったんで、練習が限られてしまっていた」と振り返り、安堵(あんど)の表情も浮かべた。
全44試合のレギュラーシーズン(RS)は19試合を消化し、折り返しは目前。SVリーグ元年の昨季はRSで優勝しながら、上位6チームが進出するプレーオフで2位通過のサントリーが優勝し、大阪Bは3位に終わっていた。
「RSを優勝するとか、そういう意識は今季はない。シーズン通して最後に勝つ、そして優勝する。RS優勝は過程でしかないし、その中でも自分たちが成長し続ける。昨季とは考え方が変わった」
今季から新主将に就任した西田も、30日に26歳の誕生日を迎える。日本代表など大舞台での経験値はチームでも屈指。自然な姿で先頭に立つ。
昨年12月8日には、妻で元女子日本代表主将の古賀紗理那さん(29)との間に第1子が誕生したことを公表。今回の遠征を経て「赤ちゃん? 元気でした」と、父親としての喜びもバレーボールへのパワーに変え、リーグ後半戦に臨む。【横田和幸】