大相撲初場所(11日初日、東京・両国国技館)に向けた時津風一門の連合稽古が6日、国技館内の相撲教習所で行われた。小結・…
大相撲初場所(11日初日、東京・両国国技館)に向けた時津風一門の連合稽古が6日、国技館内の相撲教習所で行われた。小結・若元春(荒汐)は一門外から参加した新大関・安青錦(安治川)に指名され、三番稽古で1勝4敗。「強いですね。でも、ありがたいこと」と感謝した。
若元春は今月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会を横綱・大の里らと観戦した。相撲界随一のプロレス通として知られ、超満員の中で行われた新日本のエース・棚橋弘至の引退試合に「本当にいい試合を見たと思います」と感激していた。
同大会でプロレスデビューを飾った2021年東京五輪柔道男子100キロ級王者のウルフアロンにも言及した。極悪レスラー・EVILを破り、いきなりNEVER無差別級王座を奪取。「思ったよりプロレス寄りのプロレスでしたね。もっと柔道寄りになるかと思っていたけど、プロレスの動きが多かった。これからが楽しみ」と評した。
また、ウルフが柔道着を脱ぎ捨て、丸刈りと黒のショートタイツとなった入場シーンも会場を沸かせた。これについては「ヤングライオンの姿でプロレスを一から始めるという意味合いがあったのかなと」と推察。ファンとして「うれしいですよ。これまで鳴り物入りで入って、なかなか上にいかない人も多かった。それがプロレスと結び付かなかった人も多かったので、プロレスで頑張っていこうという姿を見られるのは期待もできますし、動きもかなり良かった」と称賛した。
日本の五輪金メダリストのプロレス転向は史上初めて。その経歴も注目度の高さにつながっているが、今後に向けて「金メダリストはもちろん大事な要素の一つではあるけど、それをファンに忘れさせるような、今の自分の姿でしっかり魅せられるレスラーになってほしいなと思いますね」とエールを送った。