「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第1日(5日、東京体育館)開幕し、男…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第1日(5日、東京体育館)開幕し、男女の1回戦を行われた。男子は愛工大名電(愛知)東北(宮城)川内商工(鹿児島)清風(大阪)などが2回戦に進んだ。

東北が国民スポーツ大会準優勝の東山(京都)への挑戦権を手にした。高松工芸(香川)にストレート勝ちし、7日の2回戦へ弾みをつけた。

全国大会初戦。東北コートには重苦しい雰囲気が漂っていたが、ハプニングに助けられた。「阿部(天翔、2年)が鼻血を出してしまって…。それで緊張が解けました」と高橋勇哉主将(3年)が笑った。調子を取り戻すと、その阿部の強打などで第1セットを先取。メンバーを入れ替えて臨んだ第2セットも序盤に相手を突き放した。

先月の天皇杯全日本選手権では格上の福岡大を相手にセットごとにメンバーを代え、敗れたが1セットを奪った。今年は例年ほどの高さがなく、「一発(で決め切る力)がないので、(先発固定に)毎日悩んでいます」とは吉田康宏監督だ。

それが相手の予想の裏をかく〝ゲリラバレー〟を演出する。鍵は遠藤駿(3年)。元来のアウトサイドヒッターから2年時にミドルブロッカーに、3年からはオポジットも兼務するユーティリティープレーヤーだ。

東山は国スポの準々決勝で敗れた相手。遠藤は「エースとして自分が決め切る」とリベンジを誓った。(只木信昭)