5日開幕した「春の高校バレー」に7大会ぶり出場の静清がしぶとく初戦を突破した。第2セットは33-31で制して、鳥取中央育…

5日開幕した「春の高校バレー」に7大会ぶり出場の静清がしぶとく初戦を突破した。第2セットは33-31で制して、鳥取中央育英にストレート勝ち。就任1年目の高橋涼監督は「やりたいバレーの10%もできていない」と選手を叱咤(しった)しつつ、「終盤にかけて失点が減った。一本一本の集中力が高まった」とねぎらった。

底力を発揮したのはエース鈴木夢優(ゆひろ)(3年)。5点リードされた第2セット、強打やブロックを決めて同点に持ち込み、22-24と先にセットポイントを握られた後もスパイクを打ち抜いて勝利に導いた。U-19(19歳以下)日本代表も経験した189センチは「みんなに助けられて終盤に取り切ることができた。次は序盤からパワーを出せるように」と力を込めた。

3年生にとっては、ようやくつかんだ全国切符。2022年の全日本中学校選手権初優勝メンバーを擁する浜松修学舎に静岡大会で負け続け、最後のチャンスで春高出場を勝ち取った。「こんな試合をしていては修学舎にも失礼。県の代表として恥じない戦いをしたい」と鈴木優。前監督で、今年度限りで勇退する山内健至総監督への感謝の思いも強く、「1試合でも多く、自分たちがバレーをする姿を見せるのが恩返し」と躍進を誓った。(奥村信哉)