<スピードスケート:全日本選手権>◇28日◇最終日◇長野市エムウェーブ◇女子1500メートルほか女子1000メートル、1…

<スピードスケート:全日本選手権>◇28日◇最終日◇長野市エムウェーブ◇女子1500メートルほか

女子1000メートル、1500メートルで2冠を達成した高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が、3種目でミラノ・コルティナ・オリンピック(五輪)代表に名を連ねた。1000、1500メートルに加え、女子団体追い抜きで代表入り。22年北京五輪で銀メダルを獲得した500メートルは補欠となった。

発表後に取材に応じた日本スケート連盟の湯田淳スピード強化部長は、女子500メートルへの出場は、高木の意向が優先されると説明した。

団体追い抜き、1500メートルとの日程面での兼ね合いが考慮され「現時点では500メートルで確実にエントリーをして、五輪のレースに出るとは決めがたい」と補欠で発表。稲川くるみ(光文堂インターナショナル)が7人目で代表入りしたが、高木の選択に優先権があり「(ミラノ出発前や現地入り後に)彼女のコンディションを把握し、出るとなればエントリーをして(稲川と入れ替えて)実際にレースに出る」と見通しを示した。