<スピードスケート:全日本選手権>◇26日◇長野・エムウェーブ◇女子500メートル26年ミラノ・コルティナ五輪に向けた代…
<スピードスケート:全日本選手権>◇26日◇長野・エムウェーブ◇女子500メートル
26年ミラノ・コルティナ五輪に向けた代表選考会が行われ、残り2枠を争う女子500メートルで高木美帆(31=TOKIOインカラミ)は2位だった。五輪出場については「選択肢を残しておきたい」と語るにとどめた。
最終組で、吉田雪乃(22=寿広)と同走し37秒60をマークした。優勝した吉田には0秒24及ばなかったが、五輪の派遣標準記録で最上位のSS(37秒71)を突破した。
W杯4大会で好成績を残し、22年北京五輪金メダルの1000メートル、銀の1500メートルで内定を得ていた。前回銀メダルだった500メートルでも結果を残し、代表入りに前進した。ただ、出場については「どうするのか考えなくてはいけないところもある」と口にした。
団体追い抜きのメンバーとしても選出が濃厚なため、体力や日程を考慮する見込み。「500メートルを滑ると楽しいなという部分がある。かなうことなら選択肢は残しておきたい。ただ、気持ちをオフにできる期間が減るというのもあるので…」と明かした。
今大会は3000メートルの出場は見送り、27日に1000メートル、28日に1500メートルに臨む。
◆26年ミラノ・コルティナ五輪への道 11~12月に行われたW杯4大会の結果により、各国・地域に出場枠を配分。日本は男女7枠ずつを獲得した。W杯で好成績を残した女子500メートルの吉田雪乃、1000メートルと1500メートルの高木美帆は代表入りが確実。残りは26~28日の全日本選手権で争われる。