来年2月に行われるミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)のフィギュアスケート男子で日本代表に内定した鍵山優真(22=オリ…

来年2月に行われるミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)のフィギュアスケート男子で日本代表に内定した鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)が24日までに、インスタグラムのストーリーを更新。

「しんちゃん」と炎の絵文字ともにアップしたのは、体操男子で2024年パリ五輪3冠に輝いた岡慎之助(21=徳洲会)とのツーショットだった。

鍵山と岡は、神奈川・星槎国際高横浜時代のクラスメート。高校生ですでにトップアスリートの仲間入りをしていた2人の競技は異なるが、ともに世界最高峰を夢見て切磋琢磨(せっさたくま)してきた。

22年北京五輪シングルで在学中に鍵山が銀メダルを獲得。2年後には大けがから復帰した岡が、パリの舞台で個人、団体総合含む金3個、銅1個と「体操ニッポン」をけん引した。

親友の活躍に鍵山も導かれたのか。

北京五輪フィギュアスケート団体戦で金メダルだったROC(ロシア・オリンピック委員会)選手のドーピング違反で資格停止処分となり、日本チームが銀メダルに繰り上がったことで、鍵山も真夏のパリでメダル授与式に参加していた。

鍵山が投稿した自撮りの写真には、満面の笑みで写る2人の姿があった。

来年2月には2度目の五輪に挑む鍵山に対し、岡は28年ロサンゼルス五輪での個人、団体総合2連覇へと突き進む。表現する場は違っても、互いに高め合い、日本の第一線に立ち続ける。