「ATPファイナルズ」(11月12日~11月19日/イギリス・ロンドン/室内ハードコート)ダブルスの予選グループB<エルティン/ハーフース組>で、ライアン・ハリソン(アメリカ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)は11月14…

「ATPファイナルズ」(11月12日~11月19日/イギリス・ロンドン/室内ハードコート)ダブルスの予選グループB<エルティン/ハーフース組>で、ライアン・ハリソン(アメリカ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)は11月14日、ストレートで勝利し、予選突破を決めた。

今回、ハリソン/ビーナス組の対戦相手となったのは、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)/ニコラ・マウ(フランス)で、カウントは7-6(3)、7-6(6)の2-0、試合時間は1時間45分だった。

両ペアの今回の対戦は、それぞれ1勝同士で迎えたトップ争いだった。準決勝への進出を確かなものにするために、双方ともいい結果のほしい対戦だった。

また勝利すれば、予選グループ戦の突破に向けて大きく前進できる一方で、敗戦すれば、もう1試合の予選の対戦で勝利したペアと勝敗で並んでしまう組み合わせだった。◇   ◇   ◇

試合は、1セット目から緊迫感のある展開で推移した。ハリソン/ビーナスは第3ゲームのサービスをブレークされたものの、6ゲーム目の相手サービスをブレークしてイーブンに盛り返した。

ハリソン/ビーナスとエルベール/マウはそれぞれサービスをキープし、そのままタイブレークにもつれ込むと、エルベール/マウがエルベール/マウが第1ポイントでミニブレーク。そのまま、エルベール/マウが1セット目を取得した。

対抗したいハリソン/ビーナスは、2セット目の第1ゲームで、いきなり、エルベール/マウのサービスをブレークし、勢い付く。そのまま両組ともサービスのキープを続け、ハリソン/ビーナスが2セット目を守りきり、勝敗はスーパータイブレークの結果にゆだねられた。

10点のタイブレーク方式で勝敗を決めるスーパータイブレークで今回は、ハリソン/ビーナスが先行してミニブレーク。中盤でリードを広げると、そのまま勝利を決定づけた。

今回の対戦で、ハリソン/ビーナスは、予選グループで2勝とし、準決勝進出を決めた一方で、エルベール/マウは1勝1敗となり、次戦に決勝トーナメントへの進出権を賭けることになる。(テニスデイリー編集部)

※写真は試合を終えて、握手を交わすハリソン/ビーナス組とエルベール/マウ組

(Photo by Julian Finney/Getty Images)