巨人・前2軍監督の桑田真澄氏(57)が球界に提言した。21日、東京・稲城市のジャイアンツタウンで中学生を対象とした野球教…
巨人・前2軍監督の桑田真澄氏(57)が球界に提言した。21日、東京・稲城市のジャイアンツタウンで中学生を対象とした野球教室に参加。背番号「18」の巨人のユニホーム姿で登場し、熱心に指導した。
「球数制限と登板間隔、両方やって初めて体を守れる」と投手のケガ予防に言及したほか、高校野球で議論となっている7回制については「野球は9回が面白いと思う」とズバリ。イニング数の短縮はスムーズな消化が目的のひとつだが「野球界が1つになって、1カ月間甲子園を貸してもいい。『8月はみんなで高校野球、応援しよう』って」と、異なる改善策の必要性を説いた。
27年からセ・リーグでの導入が決まったDH制にも触れ「僕は反対。投手の打席での学びがなくなる。(投球を)当てても、当て返されることがないから、打者に対して無責任な投球になってくる」と意見した。