<フィギュアスケート:全日本選手権>◇21日◇東京・代々木第一体育館◇アイスダンス・フリーダンス(FD)カップル結成1季…

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇21日◇東京・代々木第一体育館◇アイスダンス・フリーダンス(FD)

カップル結成1季目で愛称“いくこう”の櫛田育良(18=木下アカデミー)島田高志郎(24=木下グループ)組は、初めての全日本で2位を獲得した。

リズムダンス(RD)に続き、FDも2位の100・76点。優雅なスケーティングやリフトなどで観客を魅了した。FDで初めて大台の100点を突破し、シーズンベストを6点以上更新する総合165・75点をマーク。島田は「2人ですごくいい光景を見させていただいた。ここをいいスタート地点として、これからもっと高みを目指したい」、櫛田は「気持ち良く滑ることができた」と声を弾ませた。

ともにシングルで実績があり、22年全日本選手権2位の島田は今季からアイスダンスに本格転向。23年全日本ジュニア選手権2位の櫛田はシングルを継続しながら競技に取り組んでいる。この日もアイスダンスから約2時間後に女子フリーを控えるハードスケジュール。それでも、取材対応では笑顔を絶やさなかった。

課題は「全部」と口をそろえた2人。今季は今後の試合出場の予定はないが、「その分、精いっぱいやって来年びっくりするような進化を遂げられたら」と櫛田。30年フランス・アルプス地域での五輪出場を目指し、積み重ねていく。

◆五輪への道 男女シングルの出場枠は各3。今大会の優勝者が最優先で代表入り。2人目は2、3位、GPファイナルの日本勢上位2人、全日本終了時で国際スケート連盟公認のシーズン最高得点上位3人から選出。3人目は、世界ランキングや日本連盟独自の国際大会ポイント上位3人などを選考対象に加える。ペアの出場枠は2で、五輪出場の条件である基準のスコアをクリアしているのは三浦、木原組と長岡、森口組のみ。アイスダンスは団体のみの出場で、基準のスコアに達しているのは吉田、森田組だけとなっている。