レアル・ソシエダードの地元紙がレバンテ戦で先発した日本代表MF久保建英(24)について、「25年の不振を脱し、ようやく本…
レアル・ソシエダードの地元紙がレバンテ戦で先発した日本代表MF久保建英(24)について、「25年の不振を脱し、ようやく本領発揮した」と低評価し、チーム最高タイの4点をつけた。
Rソシエダードは20日にアウェーで行われたスペインリーグ第17節で最下位のレバンテと対戦した。公式戦4試合連続で先発した久保は前半アディショナルタイムにヘディングシュートで今季2得点目となる先制点を記録。さらに後半33分、カットインから左足で強烈なミドルシュートを放つが、惜しくもGKにファインセーブされた。チームは久保のゴールでリーグ戦4試合ぶりの勝利が目前に迫る中、終了間際のPKで失点。1-1で引き分け、暫定16位となった。
クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコは年内最終戦で開幕戦以来のゴールを決めた久保について、「素晴らしい試合だった。25年の不振を脱し、ようやく本領発揮した。ファーサイドでフリーになり、ヘディングでスーパーゴールを記録した」と高評価し、チーム最高タイの4点(最高5点)をつけた。
同紙はジョン・マルティンをマッチMVPに選出し、久保、オヤルサバルと並ぶチームトップの4点をつけた。続いて、スベルディア、パブロ・マリン、ゲデス、ザハリャンが3点、レミーロ、エルストンド、セルヒオ・ゴメス、ゴロチャテギ、スチッチ、ブライス・メンデス、カルロス・ソレールが2点。PKを献上したマリエスクレナがチーム最低の1点、アスティアサランは採点なしとなった。
Rソシエダードはこの後、クリスマス休暇を経て、年明けの1月4日に行われるスペインリーグ第18節で強豪アトレチコ・マドリードをホームに迎える。(高橋智行通信員)