U18日本代表スタッフ統括会議が18日、大阪市内で行われ、新しく監督に就任した岡田龍生監督(64)が今後の抱負を語った。…
U18日本代表スタッフ統括会議が18日、大阪市内で行われ、新しく監督に就任した岡田龍生監督(64)が今後の抱負を語った。新監督就任発表後、初の公の場となる今秋のU18W杯の振り返りの統括会議に出席。「不安とやってやるぞという強い気持ちが錯綜(さくそう)しているところです」と決意を語った。
26年はU18アジア選手権、27年はU18W杯(中国・平潭)が行われる予定。「高校野球は日本の文化。これだけ応援していただける方がたくさんいて、高校野球の素晴らしさ、スポーツマンシップにのっとってマナー良くフェアプレーを前面に出して、全国の高校球児の手本となる野球を全国に世界に発信して、なおかつアジア1位、世界1位になって日本の高校野球の素晴らしさやレベルの高さをアピールしていけたらなと思っています」と頂点を見据えた。
会議にはスタッフや小倉全由前監督(68)らが出席。岡田新監督へはU18W杯などの経験をもとに、「球数制限の中でのピッチャー、投げ方の難しさ、選手たちにどういうふうに期待してどう調整するかの難しさ。木製バットに近いスイングをしている選手を選ぶことが近道なのかなと伝えさせていただきました。あとはどれだけ日の丸を背負って1つになってやってくれるかのチーム作りの難しさを伝えた」と助言も送った。