格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン=BD)」に出場している江口響が17日、自身のX(旧ツイッ…
格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン=BD)」に出場している江口響が17日、自身のX(旧ツイッター)で引退を表明した。「BD18」(14日・さいたまスーパーアリーナ)の前日会見&計量で平手打ちした対戦相手が失神し、後日くも膜下出血が判明したことを受け「責任は取ろうと思います」とした。
「BD」は格闘家の朝倉未来がCEOを務め、1分間1ラウンド形式で争う格闘技イベント。江口は13日の会見&計量のフェースオフで、対戦予定だった「やるべしたら竜」に強烈なビンタを食らわせた。竜は失神し卒倒。翌日の試合は中止となった。竜本人は14日時点ではXで「ご心配をおかけしました。皆さんどこも怪我してなくて、頭と顎(あご)が痛いくらいで、来年必ず盛り上げに返ってきます」と投稿していたが、地元・札幌に戻った15日夜に「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです」と発信。心配する声がSNS上にあふれた。翌16日には無事に退院し「名古屋大会では、江口をKOして無念を晴らします」と江口との再戦に意欲を見せていた。
江口自身も16日夕方にXに「竜くんとは話した。それを外野に説明する必要はない。当事者同士と運営と話する」と投稿。しかし17日未明、一転して格闘技からの引退を表明することとなった。
【江口響の引退表明投稿全文】(原文ママ)
今回竜くんがこのような大事になるとは思わず、竜くんを煽(あお)ってまたし合いを実現させようとしてた自分がいました。
ただくも膜下出血が判明してから、自分は間違ったことをしてしまったと思いました。
素直に謝罪できず竜くんや家族、関係者をさらに傷つけてしまい大変申し訳なく思っています。すみませんでした。
竜くんとも話し合って今後の責任は取ろうと思ってます。
格闘技も勿論(もちろん)辞めますしブレイキングダウンも出ないです。
運営の方にも本当のご迷惑をお掛けして、色んな方に声掛けいただいてそれだけが救いでしたありがとうございました。