阪神から現役ドラフトでロッテ入りした井上広大外野手(24)が17日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。背番号…

 阪神から現役ドラフトでロッテ入りした井上広大外野手(24)が17日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。背番号は「39」に決まった。

 「もう関西には帰らない覚悟で、この地に来ました。本当にプラスにしたいですし、かといってタイガースでやってきたことは無駄じゃないと思うので、それを生かしてこっちで成功したいです」と決意表明した。

 長打力を期待されてロッテから指名された。「全方向、センター、ライトにも長打が打てるところが強み。引っ張りだけにこだわらず逆方向というところも見てほしい」と自慢の長打力で外野手争いのレギュラーを目指す。

 「やってやるぞという気持ちなのでしっかりとこのオフ練習に取り組んで2月のキャンプからいいスタートが切れるようにしたい」と誓う。オフはDeNA・牧と恒例の合同自主トレを行う。「トレーニング、技術含めてレベルアップしたいと思います」と誓い、課題のコンタクト率に関しても「シーズン中から牧さんといろいろ話して試してやっているので、自主トレ中に突き詰めてやっていきたい」と向上を狙う。

 移籍が決まって阪神ナインからエールを受けた。「1番びっくりしたのは、大山さんから連絡が来て、『ユニホームは違うけど一緒にお互い頑張ろう』っていう言葉をかけてもらった」と明かす。「シーズン中は絡むことが少ないというか、一緒に同じ球場で練習してると話はしますけど、シーズン通してっていうと少なかったので、その中で大山さんから連絡いただいて。自分の励みにもなりましたし、頑張っていこうっていう気持ちにもなりました」。決意を新たに、新天地で飛躍する。