今春のドバイ・ターフでロマンチックウォリアーを破るなど、記憶に残る活躍を見せた7歳馬の引退、種牡馬入りに、SNS上では…

 今春のドバイ・ターフでロマンチックウォリアーを破るなど、記憶に残る活躍を見せた7歳馬の引退、種牡馬入りに、SNS上では惜別のエールが送られている。

 先週の香港マイル2着が現役ラストランとなったソウルラッシュ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)。けい養先は、池江調教師が16日、北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションに決定したと明かした。

 マイル中心に活躍しながら、父ルーラーシップ、母の父マンハッタンカフェと中長距離志向の強い配合で、トレーナーは「距離がもつような子供たちも出るかもしれません」と二世たちの活躍を願った。

 ソウルラッシュは、20年12月の2歳新馬(中京・芝2000メートル)でデビュー勝ち。3歳時は芝中距離やダートも使われたが、4歳時にマイル路線を中心に使われ出し素質が開花。22年の読売マイラーズCで重賞初制覇を飾った。

 その後も息の長い活躍を見せ、6歳となった昨年はマイルCSでG1初勝利。7歳となった今年はドバイ・ターフでG1・2勝目を挙げた。通算成績は29戦9勝で、重賞5勝。

 香港でのラストレースでも、年齢を感じさせない激走で、ファンをうならせた同馬の引退、種牡馬入りに、SNS上では「魂の走りは次の世代へ…」「7歳終わりまで一戦級で走り続けるのは並大抵ではない」「『ありがとう…』それしか言う言葉がみつからない…」「産駒達の活躍楽しみです!!」「第2章楽しみに待ちます!」「キセキとソウルラッシュに一度に会える夢のような場所があるってマジですか!?」「日高のエースになって!」とたくさんのコメントが寄せられている。