日本プロ野球名球会の総会が16日(日本時間17日)、米ハワイ州ホノルルの「ハワイ プリンスホテル・ワイキキ」で行われ、…

 日本プロ野球名球会の総会が16日(日本時間17日)、米ハワイ州ホノルルの「ハワイ プリンスホテル・ワイキキ」で行われ、巨人・田中将大投手や楽天・浅村栄斗内野手が初参加した。

 楽天時代には同僚だった田中将と浅村は会場の入口に立ち、偉大な先輩方に挨拶。田中将とは同年代で幼なじみの巨人・坂本勇人内野手はその光景に驚き、「何で立ってんの?」と笑み。ふたりは「名球会一年生だから、先輩方皆さんに挨拶しないと」と緊張した様子で返答していた。

 今季、ラスト登板で日米通算200勝を達成して、名球会入り。入口ではレジェンド王貞治氏や高津臣吾氏、アレックス・ラミレス氏らと握手を交わした。和田一浩氏は「そんなこと誰もしてなかったよ?」と声をかけながら、恐縮する“一年生”の名球会入りを歓迎した。

 田中将は「とにかく緊張しますね。10代、20代前半の時にフィールドで対戦していたような先輩方がたくさんいて。その頃の緊張感や気持ちに戻ったような。なかなかそういう気持ちになるのも久しぶり」と笑み。総会で今年度の活動や決算の内容を聞き「僕自身どういうことをされていたか知らなかった。オフシーズンであればできる限り、先輩方がつないできた活動なので、力になれる部分はなりたい」とうなずいた。