21世紀最速でオリンピック（五輪）代表が発表される。フィギュアスケートの全日本選手権が19日、東京・代々木第1体育館で開…
21世紀最速でオリンピック（五輪）代表が発表される。
フィギュアスケートの全日本選手権が19日、東京・代々木第1体育館で開幕する。
26年2月に行われるミラノ・コルティナ五輪代表の最終選考会となっており、21日夜の競技終了後に五輪代表選手発表記者会見が予定されている。
12月第3週の開催は前回大会の24年と変わらないが、今年は大会最終日の日曜日が1日早まって21日。近年の五輪代表選考会よりも早い日取りとなっている。
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◆1997年（長野五輪代表選考会＝12月14日発表、神戸市立ポートアイランドスポーツセンター）
◆2001年（ソルトレークシティー五輪代表選考会＝12月23日発表、大阪・なみはやドーム）
◆2005年（トリノ五輪代表選考会＝12月25日発表、東京・代々木第一体育館）
◆2009年（バンクーバー五輪代表選考会＝12月27日発表、大阪・なみはやドーム）
◆2013年（ソチ五輪代表選考会＝12月23日発表、さいたまスーパーアリーナ）
◆2017年（平昌五輪代表選考会＝12月24日発表、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ）
◆2021年（北京五輪代表選考会＝12月26日発表、さいたまスーパーアリーナ）
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暦の関係もあり、21世紀では最も早く決まる五輪代表。11月下旬に行われたグランプリ（GP）シリーズ最終戦フィンランド大会の女子メダリスト会見では、年明けに全米選手権を控える銀メダルのアンバー・グレン（米国）とともに、優勝した千葉百音（木下グループ）、3位に入った松生理乃（中京大）が、クリスマス前後の開催時期に関して思いの違いを問われた。
千葉は「クリスマス前に全日本があった方が、私は気持ちが楽かなと思います」とほほえみ、松生も「私もクリスマスよりも前に全日本が終わって、クリスマスにみんなでケーキを食べたり盛大に楽しみたいなと思うので、前がいいです」と素直な心境を明かした。
国内最高峰の舞台にピークを合わせ、緊張感と戦いながら準備する選手たち。まもなく競演が幕を開ける。【松本航】
