米大リーグのドジャースなどでプレーし、楽天に加入した前田健太投手(37)が16日、楽天モバイルパークで入団会見に臨んだ。…

米大リーグのドジャースなどでプレーし、楽天に加入した前田健太投手(37)が16日、楽天モバイルパークで入団会見に臨んだ。

11年ぶりに日本球界に復帰するベテランの背番号は、同学年の田中将大投手(37=巨人)が通算11年背負ったレジェンドナンバーの「18」に決まった。

今季の楽天は先発陣が苦しんだ。2桁勝利、規定投球回到達者がいずれも不在。先発防御率はリーグ最下位3・72と低迷し、今オフの補強ポイントだった。広島では10年から6年連続で2桁勝利。その間に2度の沢村賞に輝いた。

15年オフにポスティングでドジャースに移籍し、渡米1年目の16勝などメジャーでは3度の2桁勝利をマーク。広島で97勝、ドジャース、ツインズ、タイガースの3球団でメジャーで計68勝を挙げ、日米通算165勝を誇る。

前田健は広島、ドジャース、ツインズ、タイガースでもエースナンバーの18番をまとった。そして、杜(もり)の都でも代名詞を背負うことが決定。楽天の歴代18番は渡辺恒樹(05、06年)、田中将(07~13年、21~24年)に続いて3人目となる。