第102回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で過去最高の総合3位以内を掲げる城西大は、山登り5区の斎藤将也(4年…
第102回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で過去最高の総合3位以内を掲げる城西大は、山登り5区の斎藤将也(4年=敦賀気比)が好走がカギを握る。
15日のオンライン会見に出席。「チームとしても自分としてもしっかり責任のある走りができれば。目標タイムはあまり言えないけど、あっと驚くような記録が出せればいいのかなと思います」と意気込んだ。
前回はレース1週間前に体調不良になり、5区区間3位と不完全燃焼。チーム8位から7位と1つ順位を上げるので精いっぱいだった。
2度目の山登りとなる今大会ではOB山本唯翔(SUBARU)が持つ1時間9分14秒の更新を狙う。
2大会前に当時の区間記録を塗り替え、MVPに当たる金栗四三杯も手にしたクライマー。「山の妖精」と呼ばれた先輩に続く新たな愛称を聞かれた斎藤だったが、「僕としては『山の神』とかの題名はいらない。個人のニックネームみたいなものはあまりつけてほしくない」と言う。
区間賞争いとなれば、「山の名探偵」こと早大・工藤慎作との勝負は避けられない。しかし、斎藤はこう言う。「4年目になって自分がチームを引っ張らないといけない」。個人の成績のよりも、いかにチーム順位を1つでも多く押し上げられるかが重要だという。
今年1月3日。総合6位で終えた閉会式後、力を出し切れなかった斎藤は櫛部静二監督(54)から「102回大会は5区を走る」と言い渡された。期待の言葉に「体調を崩してチームに迷惑をかけた部分もあったので、1年間しっかり準備していく必要があった。1月3日の時点で5区を走るのは自分と心に決めていた」。強い覚悟を持って過ごしてきた。
指揮官も「(山本の)記録は優に超えられると思う。できれば、30秒以上、1分はちょっと厳しいかなと思うが、それぐらいはいける可能性を持っている」と話す。3年前は予選会を経験した斎藤。4年連続のシード権を守りながら、後輩たちに最高の置き土産を残せるか。【泉光太郎】