<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第14節:北海道88-87富山>◇14日◇札幌・北海きたえーるレバンガ北海道が…

<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第14節:北海道88-87富山>◇14日◇札幌・北海きたえーる

レバンガ北海道がクラブ記録を更新する12連勝で、今季初めて東地区2位に浮上した。第4クオーター(Q)残り5秒でドワイト・ラモス(26)が逆転のダンクシュートを決めて富山に劇的勝利。6064人のブースターが集まった本拠地・北海きたえーるは総立ちとなった。快進撃を続けるチームは、20日のアウェーA東京戦で13連勝&今季20勝に挑む。

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今季数々の接戦を制してきたレバンガが、また熱狂のドラマを演出した。1点を追う第4Q残り10秒足らず。守備リバウンドからのこぼれ球を市場修斗(22)が奪うと、富永啓生(24)からラモスにパスが渡り、右手でダンクシュートを決めた。残り5秒の歓喜に地鳴りのような歓声。ラモスは「今季はこのようなゲームは経験しているし、最後はパスが出てくると信じていた。富永からパスを受けた時は前に相手の守備がいなかったので、片手か両手でダンクするかだけを考えていました」。10月26日第5節仙台戦に続く“サヨナラシュート”の瞬間を振り返った。

13日の初戦は24点差で大勝した相手だが、この日は前半を1点ビハインドで折り返す苦しい展開。激しいディフェンス、富永への徹底したダブルチームなどで思うように得点が伸びず、19の守備リバウンドを与えるなど、得意のトランジション(切り替えの速い攻撃)を繰り出せなかった。

主導権を握れないまま、第4Q残り2分30秒で5点差をつけられるピンチ。そこでチームを鼓舞したのが主将のケビン・ジョーンズ(36)だ。「下を向く選手も何人かいたので、『どんな状況であれ最後まであきらめずに戦おう』と声をかけた」。主将の言葉で、チームは積極的な姿勢を取り戻した。ジョーンズ自身も、4点差に迫っていた残り13秒で値千金の3ポイントシュート。「今日の私はシュートが入っていなかったが、富永から素晴らしい読みのパスがきた。流れを変えて、チームに自信をもたらすシュートだったと思う」と胸を張った。

流れが悪くても勝ちきる強さが、今年のレバンガにはある。無条件でチャンピオンシップへ進める地区2位に浮上。ラモスは「先を見すぎずに目の前の試合を勝ち進んでいきたい。その結果がプレーオフにつながればいい」。この勢いは止まりそうにない。

○…トーステン・ロイブル監督(53)は、「残り2分で4点リードされていたが、あの時点で今日も勝てると思っていた」と語り、第4Q終盤での中心選手の働きを評価した。「ジョーンズの3Pシュート、オカフォーのインサイド攻撃、ラモスのペイントアタック、富永がファウルをもらいフリースローにつなげ最終的に勝てたと思います」と振り返った。

◆Bリーグのチャンピオンシップ進出条件 各地区1、2位と、それ以外の22チーム中勝率上位4チーム(ワイルドカード)の計8チームが出場。チャンピオンシップはトーナメント方式で、準々決勝、準決勝、決勝いずれも2戦先勝方式。