<BreakingDown(ブレイキングダウン):18大会>14日◇埼玉・さいたまスーパーアリーナ(コミュニティーアリー…
<BreakingDown(ブレイキングダウン):18大会>14日◇埼玉・さいたまスーパーアリーナ(コミュニティーアリーナ)
第14試合のバンタム級キックボクシングで“クレイジーヒットマン”ことシェンロンと、“関東最強ギャングKGB元最高幹部”の内藤裕が対戦。内藤が延長戦でのTKO勝ちを収めた。
両者ともにパンチ技術が進歩しており、ケンカというよりは普通のキックボクシングといった内容で1回を終了。そのまま延長に突入した。
延長では開始早々に内藤が右のかぶせるようなフックをシェンロンの側頭部にヒットさせてダウンを奪取。シェンロンが立ち上がって試合は続行されたが、内藤がさらに攻撃を加えた。フラフラになったシェンロンはパンチを放つもバランスを崩し、そこでレフェリーが試合を止めた。
48歳の内藤はこれでブレイキングダウン2連勝(通算2勝1敗)。一方のシェンロンは屈辱の7敗目(1勝)を喫した。
内藤は試合後のマイクで「思ったより強かった。何とか勝ちました。自分が死にかけた時、病院で思いました。絶対人生諦めないでください。俺もこのまま体が動かなくなるまで、あと何年か現役ファイターとしてブレイキングダウンに上がります。みなさん内藤裕をよろしくお願いします」とあいさつ。
その直後、次の名古屋大会で対戦が決まっている瓜田純士がケージに入り「俺と彼はいろいろと因縁があります。特にしゃべることもないので名古屋大会でこいつを半殺しにします。それだけです」と宣言した。