<東京女子プロレス:バンコク大会「TJPW LIVE in Bangkok」>◇13日◇タイ・ザ・サーカススタジオ(バン…
<東京女子プロレス:バンコク大会「TJPW LIVE in Bangkok」>◇13日◇タイ・ザ・サーカススタジオ(バンコク)◇観衆327人(超満員札止め)
第3試合でMLW世界女子フェザー級王座戦が行われ、王者の“全長1.47メートルの大怪獣”中島翔子が9分5秒、ダイビング・セントーンで挑戦者のアレクシス・リー(シンガポールSPW)から3カウントを奪って6度目の防衛を果たした。
試合はリーが、リングに上がった直後の中島を背後から襲撃してスタート。その後は中島が主導権を握っての戦いが続いたが、リーも場外で中島を肩車でかついでからエプロンに顔面を打ちつけるなど反撃。ロープを使って中島の首を絞め、さらにブーツもたたき込んだ。
それでも中島はノーザンライト・スープレックスでリーを投げ飛ばして反撃。ドロップキックでリーを場外に落とすと、トペ・スイシーダを発射した。
エルボーの打ち合いなど一進一退の攻防の後、中島のドロップキックがレフェリーに誤爆。その間にリーが中島にかみつき、さらにシスターアビゲイル(スイング式リバースSTO)でたたきつけた。リーがカバーに入るが、レフェリーが倒れたままでカウントできず。
リーは場外に降りてベルトをつかむと中島に殴りかかったが、これを中島がかわし、ウラカンホイップから619。しかしリーはベルトを盾にして防御した。そしてベルトで中島を殴打。中島はさらに後頭部にダブルニーアタックを被弾。だがカバーはレフェリーのカウントが遅れて2止まりだった。
すると中島はシスターアビゲイル狙いを回避して、今度こそ619をさく裂させ、ダブルアームDDTでリーを突き刺した。そして最後はダイビング・セントーンで熱戦に終止符を打った。実に6度目の防衛に成功した中島は試合後「アレクシス! 防衛したぞ、これ! お前に勝ったということは私はきっとシンガポールに行く権利があるということだな。次はお前の国で勝負だ! コップンカー」と宣言した。