<柿谷曜一朗引退試合:大阪ピンク4-3大阪ブルー>◇14日◇ヨドコウ今年1月に現役引退を発表していた元日本代表FW柿谷曜…
<柿谷曜一朗引退試合:大阪ピンク4-3大阪ブルー>◇14日◇ヨドコウ
今年1月に現役引退を発表していた元日本代表FW柿谷曜一朗(35)が、古巣C大阪の本拠地で引退試合に臨んだ。大阪ダービーをイメージした「大阪ピンク(=C大阪)」と「大阪ブルー(=G大阪)」の豪華メンバー対決。(敬称略)
◇ ◇ ◇
大阪ピンクは、C大阪で歴代の看板選手が付けた背番号8の柿谷、香川、清武、乾、森島の5選手が同時先発。開始15秒で清武、森島がベンチに退いたが、夢の共演に満員のサポーター席は歓喜した。
柿谷の意向で、Jリーグ同様の試合進行による90分の真剣勝負。
試合は前半3分に大阪ブルーが本田、同5分に家長が連続ゴール。本来は大阪ピンクの柿谷が主役になるはずが、趣旨通りのガチンコ勝負が展開された。
迎えた前半29分、21年にこの会場で放ったバイシクルシュートが最優秀ゴール賞となった柿谷(当時所属は名古屋)が、その再現を図ったが惜しくもゴールはならなかった。
だが、前半34分、柿谷が相手守備をかわして右足で反撃のゴールを決めた。その後は杉本が同点ゴールを挙げて、前半は2-2で折り返した。
後半は大阪ブルーがパトリック、大阪ピンクが乾のゴールで3-3に。だが試合終了間際、大阪ピンクは浜田のスルーパスに柿谷が抜けだし、右足で決勝ゴールを決めた。一時2点ビハインドから2発の柿谷が主役をもぎ取り、自身で引退試合を飾った。
試合後、柿谷は妻でタレントの丸高愛実と3人の子どもへ「僕を支えてくれた家族、子どもたち、ありがとうございます」と感謝していた。
両軍の登録選手は次の通り。
【大阪ピンク】
FW柿谷曜一朗(35)
GKキム・ジンヒョン(38)
GK丹野研太(39)
DF茂庭照幸(44)
DF藤本康太(39)
DF丸橋祐介(35)
DF酒本憲幸(41)
DF石神直哉(40)
DF山下達也(38)
DF西尾隆矢(24)
MF扇原貴宏(34)
MF喜田陽(25)
MF浜田武(42)
MF乾貴士(37)
MF香川真司(36)
MF清武弘嗣(36)
MF森島寛晃(53)
MF楠神順平(38)
MF奥埜博亮(36)
MF秋山大地(31)
MF山口蛍(35)
FW杉本健勇(35)
FW大久保嘉人(43)
FW中島元彦(26)
FW西沢明訓(49)
【大阪ブルー】
GK東口順昭(39)
GK一森純(34)
GK武田洋平(38)
DF昌子源(33)
DF藤春広輝(37)
DF下平匠(37)
DF岩下敬輔(39)
DF安田理大(37)
DF岸本武流(28)
DF松田陸(34)
MF本田圭佑(39)
MF遠藤保仁(45)
MF小野瀬康介(32)
MF倉田秋(37)
MF阿部浩之(36)
MF今野泰幸(42)
MF大森晃太郎(33)
MF橋本英郎(46)
MF家長昭博(39)
FW宇佐美貴史(33)
FWパトリック(38)