10月にロッテを退団した石川歩投手がオランダプロリーグに移籍したことが14日、分かった。同リーグ「ホーフトクラッセ」の…
10月にロッテを退団した石川歩投手がオランダプロリーグに移籍したことが14日、分かった。同リーグ「ホーフトクラッセ」のオーステルハウト・ツインズが球団公式SNSで発表した。
富山県出身の石川は滑川高-中部大-東京ガスをへて13年ドラフト1位でロッテに入団。14年に一軍デビューし、いきなり2桁勝利をマークした。16年まで3年連続2桁勝利を記録。エースとしてチームを支え、17年にはWBC日本代表メンバーにも選出された。
23年以降は右肩痛などのけがに苦しみ、今季は一軍の登板機会はなし。今オフは球団からコーチ就任の打診があったが、現役続行に意欲を示し、固辞した。NPB10年の通算成績は197登板、79勝66敗、防御率3・49。
関係者によると、オランダ出身でソフトバンクとヤクルトでプレーし、今季はソフトバンクでコーチを務めたリック・バンデンハーク氏の紹介で移籍が決まったという。また、石川は侍ジャパンの一員として国際試合でオランダ戦に先発した“縁”もある。