◆りそなB1リーグ第14節 レバンガ北海道109―85富山(13日・北海きたえーる) レバンガ北海道が今季最多の109得…
◆りそなB1リーグ第14節 レバンガ北海道109―85富山(13日・北海きたえーる)
レバンガ北海道が今季最多の109得点を挙げ、クラブ記録を更新する11連勝を飾った。1か月ぶりのホーム試合となった富山戦は第1クオーター(Q)こそ18―17と接戦も、第2Q以降に突き放し109―85の快勝。チーム最多の28得点を挙げたSG富永啓生(24)は「1Qはスローに入ってしまったが、2Qからは自分たちのペースで試合を支配できた」と顔をほころばせた。
修正が効いた。富山は主力外国人2人を欠く布陣で臨んできた。富永は「軽く試合に入ってしまった部分があった。それはやってはいけないこと」と第1Q後に皆で話し合って改善。第2Qで一気に27点差とし、主導権を握り続けた。
控えの奮闘が光った。得点の半分以上となる55得点をスタメン以外の選手が挙げた。自己最多の24点を決めたPFジョン・ハーラー(26)は「多くの選手がステップアップしているのがこのチームの強み。全員が自信を持ってプレーしている」と胸を張った。トーステン・ロイブルヘッドコーチ(53)も「今日はベンチの活躍で試合に勝てたと言って過言ではない」とうなずいたように、一丸となって手にした11連勝。6033人の観衆を前に、富永は「まだまだ勝利を届けられるように頑張りたい」と更なる記録更新に向け、声を大にした。(砂田 秀人)