◆ラグビーリーグワン1部▽第1節 東京ベイ33―28神戸(13日・ノエビアスタジアム神戸) ラグビー・リーグワンの5季目…

◆ラグビーリーグワン1部▽第1節 東京ベイ33―28神戸(13日・ノエビアスタジアム神戸)

 ラグビー・リーグワンの5季目が開幕し、昨季3位の神戸が昨季2位の東京ベイと接戦の末、5点差で敗れた。

 前半33分、ロックのブロディ・レタリックの突破から、新加入のニュージーランド代表CTBアントン・レイナートブラウンがパスを受け、そのままインゴールへ運んだ。さらにSO李承信主将がPGを3本成功させ、16―15でリードのまま折り返した。

 しかし、後半からは8個の反則を犯し、失速。28―28で迎えた後半30分に、東京ベイのWTB木田晴斗に約50メートルを独走され、勝ち越しのトライを奪われた。李主将は「接点での反則でチャンスを手放してしまったのが今日の結果にあらわれていると思う」と受け止めた。

 この日はリーグワン開幕以降、ホストゲーム最多となる2万207人を記録した。後半から出場し、反則で一時退場となった、ニュージーランド代表フランカーのアーディ・サベアは2年ぶりの神戸での試合に「これだけの観客に囲まれて、たくさんの方々がサポートしてくれているにも関わらず勝ちを奪い取ることができなかったのは痛い。来週の試合でかますために準備していきたい」と決意した。次戦は21日、三重(旧ホンダ)と三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で対戦する。