冬晴れの空の下、子どもたちの歓声と笑顔があふれた。13日、神戸市の中里グラウンドで亜大野球部OBによる少年野球教室が開か…

冬晴れの空の下、子どもたちの歓声と笑顔があふれた。13日、神戸市の中里グラウンドで亜大野球部OBによる少年野球教室が開かれ、約350人の小学生が参加した。これまで北海道や鹿児島、大分などで開催されてきた野球教室も、今年で7回目。野球の普及、発展を願う教室の理念に賛同した、亜大OB以外の選手、OB5人を加え、21人のプロ野球OB、現役選手が指導にあたった。

技術指導、選手との直接対決など、約3時間、子どもたちと触れ合った。ソフトバンクからFAした東浜は「野球を始めたころを思い出し原点にかえることができる。何よりOBがこうして集まれるのも年に1回のことなので貴重な機会」と、熱心に指導。今年初参加のDeNA佐野は「自分も小さい頃、野球教室で阪神八木さんにティーを上げてもらったのを今でも覚えている。そういう記憶に残る選手になりたいなぁと思います」と貴重な機会にうなずいた。

年々その輪は広がる。23年春季リーグ戦後に亜大監督を退任した生田勉氏は「私は現在、野球に全く携わっていない。今の自分に何ができるのか。こうして野球教室をすることで交流も広まりますから」と話し「子どもたちが少しでも野球の楽しさを知ってもらえたら」とその意義を唱え、野球界の発展を祈った。

○…米女子野球のプロリーグWPBLのドラフト会議で、ロサンゼルスから指名を受けた巨人女子チームの島野愛友利投手(21)が亜大OBが中心となって開催された野球教室に参加した。「稼げる女子野球にしたいと思っていた。アメリカのプロ化で大きな夢をつかむ可能性が出てきた」と、挑戦する理由を明かし「女子野球選手の選択肢になる道を作りたかった」と、先駆者となる。リーグは8月にスタート。4月渡米を予定し国内で練習を続ける。