J1清水エスパルスGK梅田透吾(25)が13日、清水町のサントムーン柿田川で行われたシーズン報告会のトークショーに参加し…
J1清水エスパルスGK梅田透吾(25)が13日、清水町のサントムーン柿田川で行われたシーズン報告会のトークショーに参加した。盛大な拍手で迎えられると、笑顔で登壇。県内外から集まった約300人のファンに向け、「多くの方がきてくれて本当にうれしい」とあいさつした。
トークショーは昨年に続き、2年連続での開催。クラブの下部組織でプレーし、長泉町出身の梅田にとっては地元への凱旋(がいせん)だった。実家は同施設の近所で、「知り合いもたくさんきてくれていた」。学生時代にも頻繁に訪れていた思い出の場所。今月10日にもサッカー教室の帰り道に寄ったといい、「僕にとっては3日ぶりです」と“地元トーク”で盛り上げた。
今季は飛躍の1年になった。リーグ戦では7月20日の横浜FC戦で初先発。J1では5年ぶりの出場を果たすと、同試合で完封勝利を飾った。9月には3試合連続無失点の活躍を見せて定位置をつかんだ。今季はリーグ戦14試合に出場。J1残留にも貢献し、「少しはチームの力になれたと思う」とうなずいた。
トークショーでは子どもたちからのけなげな質問にもていねいに応え、終始和やかなムードでファンと交流した。来季は吉田孝行新監督(48)のもとで新たなシーズンを迎える。梅田は「来年はシーズンを通して試合に出場できるように、より一層頑張らないといけない」とさらなる活躍を約束した。【神谷亮磨】