八戸学院大(青森)同窓会40周年の記念講演が13日、八戸市内で行われ、同校OBの広島・秋山翔吾外野手(37)が約1時間の…

八戸学院大(青森)同窓会40周年の記念講演が13日、八戸市内で行われ、同校OBの広島・秋山翔吾外野手(37)が約1時間の講演を行った。「八戸から世界へ」をテーマに、大学当時の思い出話から、メジャー挑戦を決めたきっかけなど、訪れた小学生や保護者らに向けに対談形式で展開した。

今月8日には、青森県東方沖を震源とする地震があり、同市は最大震度6強を観測。「ニュースで八戸港などの見慣れた風景が映し出されていたので『波が立たなければいいな』とか、落ち着かない夜になるので『なるべく余震がなければいいな』と願っていました」と気にかけていた。

予定通りの開催が決まり、秋山は11日に八戸入り。「『またくるかも』という不安もある中で交通面にも影響が出ていますし、寒い中で交通整備をされている方を見ると、この冬の時期ですし、心が痛むところもありました」と被害状況を目の当たりにした。それでも「自分が呼ばれて話す以上は、神妙にというよりかは明るく、伝えたいことを伝えたいと思っていましたので、いい時間になったと思います」と振り返った。

14日は小、中学生を対象した野球教室が行われる予定だ。