米女子ゴルフツアーの最終予選会で来季の限定的な出場権を獲得した渋野日向子(27=サントリー)が13日、悩みながら“今年の…
米女子ゴルフツアーの最終予選会で来季の限定的な出場権を獲得した渋野日向子(27=サントリー)が13日、悩みながら“今年の漢字”を選んだ。
都内でアディダスのトークイベントに参加。前日12日には京都の清水寺で「今年の漢字」が「熊」と発表されていた。一夜明け、イベント後に問われると「何か思い浮かべとったけど、忘れたんですよね。う~ん…」と悩み「1文字にはできないんですけど…」と切り出した。
「原(辰徳)監督に今回終わって、言っていただいたのが『七転び八起き』。ことわざって小学校の時とかにいろいろ習ったりしていたけど、意味が分からない中で過ごしてきていました。いい言葉って結構ある。『七転び八起き』って結構みんな、知っている言葉じゃないですか。『どういう意味なんだろう』ってあらためて調べたんですけど、すごくいい言葉でした。自分の現状に似ているというか、これから7回転んでも、はい上がっていくだけなので、すごくいい言葉をいただいたと思います」
自身は来季のシードを喪失していたが、9日まで行われた最終予選会では25位タイまでが合格の場で24位。その直後にメッセージが届いたという。この日はファンとトークや写真撮影で交流し、最後には「今年は落ちるところまで落ちたんで、あとははい上がっていくだけと思っています。すごく今は前向きに、来年が楽しみな気持ちでいっぱいです。たくさんハラハラドキドキさせてしまうことがあると思いますし、これまでもそうでしたし、これからもそうだと思うんですけど、一緒に勝つまでの旅をともにしていただけるとありがたいと思うので、これからもご声援のほど、よろしくお願いいたします」とあいさつした。【松本航】