日本漢字能力検定協会は12日、2025年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「熊」に決まったことを発表した。各界のアスリー…
日本漢字能力検定協会は12日、2025年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「熊」に決まったことを発表した。各界のアスリートや芸能人らも、日刊スポーツに、それぞれの思いを込めた「今年の漢字」を寄せた。
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大橋ジムの大橋秀行会長(60)は、1月、5月、6月、9月と日本でボクシング世界戦興行を開催した。「戦う選手とともにトレーナー、スタッフの結束の大切さを学んだ1年で、人間同士の『和』をあらためて実感しました。戦争、紛争が起こり、何かと不安定な世界情勢をみると平和の尊さも感じており、平和の『和』こそ今、非常に大事だと思ったこともある。そして私の25年は終わっていない」。17日に桑原拓が2度目の世界挑戦、27日にサウジアラビアで井上尚弥が防衛戦を控えている。「ジム全員の『和』を持続し、勝利で締めくくりたいと思う」と誓った。