日本代表の森保一監督(57)が12日、26年ワールドカップ(W杯)北中米大会の抽選会とキャンプ地候補視察から帰国した。長…

日本代表の森保一監督(57)が12日、26年ワールドカップ(W杯)北中米大会の抽選会とキャンプ地候補視察から帰国した。

長旅後に取材に応じ、W杯への準備の構想を明かした。現時点では、事前キャンプ地とベースキャンプ地を分けるプランと、1つの拠点で調整するプランの2パターンで考えているという。「キャンプ地はあと1週間くらいで決めようかなと思っています」とし「我々はワールドカップを早く出場決められたので、いろんな選択肢を考えて、すでにかなりの数のキャンプ候補を見てきた。いろんな想定に合わせて、事前キャンプとベースキャンプっていうところを1つにするのか、別々にするのか等々考えながらやってきた。今回想定していた流れですけど、事前キャンプとベースキャンプのところはひょっとしたら別々にしようかなところも1回検討してみたいなと思ってます」。

5日の抽選会で日本はオランダ、チュニジア、欧州プレーオプB勝者と同じF組に入り、米国のダラスで2試合、メキシコのモンテレイで1試合を戦う。最適なのはダラスで事前とベースキャンプを張ることだったが、ポット1の国々に優先権があるため、日本が申請しても受け入れられるかは不明。ならば、事前キャンプではモンテレイの気候を知り、ベースキャンプでダラス近郊に移動する形にする可能性もある。いずれも中部地域での活動を考えているという。

5月末から1週間程度は国内で合宿をしてコンディション調整に努めるプランであることも判明。6月から現地入りし、本番に臨む。その間に練習試合や国際Aマッチを複数試合リクエストしてという。