第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)にオープン参加で出場する関東学生連合チームは12日、千葉・木更津市で練習…

 第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)にオープン参加で出場する関東学生連合チームは12日、千葉・木更津市で練習を公開した。合流後初の全体練習で選手は約30分間、軽めの調整を行った。

 今大会から出走上限が1回から2回に緩和されたことで、2年連続2度目の箱根路を目指す東大の秋吉拓真(4年)は「箱根は夢の舞台であり、憧れの舞台。いい走りをしたい」と意気込んだ。

 登録選手16人から出走10人を決める最終選考レースは今後行われる。5キロ3本の単独走で本番前に必要以上に出力させないために上限タイムを設定。14分30秒を満点として、14分29秒で走っても加点されない。14分31秒以上の場合、タイムによって減点されていく。「体の状態もしっかりしてきた。いつも通りの走りをしたい」と力強く意気込む。

 東大からは大学院2年の本多健亮が初のメンバー入り。秋吉は「いつも一緒に切磋琢磨(せっさたくま)してきた先輩。必ず一緒に走りたい」と語れば、本多も「やっぱり2人で走りたい思いが強い」と東大赤門リレーを望んだ。

 関東学生連合チームは10月18日の予選会(東京・立川市など)で敗退したチームの選手で編成される。昨年度までは予選会の個人順位上位16人で編成されていたが、今年度から方法が変更された。落選校の上位10校(予選会11~20位)の「チーム枠」各1人と、予選会21位以下のチームから「個人枠」6人の計16人が登録される。また、これまで1回限りだった出場が2回まで認められる。

 監督は予選会11位だった法大の坪田智夫監督、コーチは同12位の明大の大志田秀次監督、同13位の専大の長谷川淳監督が務める。