ドジャース山本由伸投手(27)が3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参戦することが11日(日本…

ドジャース山本由伸投手(27)が3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参戦することが11日(日本時間12日)、明らかになった。日米の球界関係者の話を総合すると、現状でド軍からは既にWBC参戦を表明している大谷翔平投手(31)と山本が日本代表の登録メンバーに入っているという。

山本は今季、チームで唯一、先発ローテーションを守り続け、今季、30試合で12勝8敗、防御率リーグ2位の2・49、201奪三振の成績を残した。ポストシーズンでは6試合で5勝1敗、防御率1・45と圧倒し、ワールドシリーズでは3勝を挙げて球団史上初の連覇に大きく貢献。同シリーズMVPに選ばれた。

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◆山本の前回大会 オリックス時代の23年、第5回大会に出場。1次ラウンドの3月12日オーストラリア戦(東京ドーム)に先発し、4回を被安打1、打者13人から8三振を奪い、無失点で勝利投手。この試合では大谷が先制3ランを放った。準決勝のメキシコ戦(同20日=ローンデポパーク)では先発佐々木を救援する2番手で登板し、3回1/3を2失点だった。山本は19年プレミア12、21年東京五輪でも優勝に貢献しており、主要国際3大会で通算23回2/3、36奪三振、自責点5、防御率1・90の好成績。