日本ハム・上原健太投手が12日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主練習を行い、自身を表す今年の漢字に「変」を挙げた。「変化の…
日本ハム・上原健太投手が12日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主練習を行い、自身を表す今年の漢字に「変」を挙げた。「変化の『変』じゃないですか。立場も変わりましたし、新鮮な感じだったので」と説明した。
今季は開幕2軍スタートも、7月以降はリリーフとして欠かせぬ戦力に。21試合連続無失点を記録するなど、27試合登板で3勝1敗1セーブ、13ホールド、防御率1・11の好成績を残した。
シーズン当初の先発から2軍で中継ぎに役割変更となった際、とにかく直球の球威を上げて打者を押し込むスタイルにモデルチェンジ。短いイニングだからこそ、最大の武器を磨き上げることに注力した決断が、活躍につながった。
新たな自分には「中継ぎでやるのであれば、そのスタイルが一番いいのかな」と、確信めいた手応えがある。今オフは可動域と柔軟性の向上がテーマ。「体の使い方だったり、もっと改善できるし、もっと伸びしろがいっぱいある」と、自己最速153キロから155キロへのさらなる球速アップももくろむ。変化を恐れずに成功した今季の経験は貴重な財産。「来シーズンもさらに変われるように」と満足することなく、さらなる向上を期した。