阪神・掛布雅之OB会長(70)の「野球殿堂入りを祝う会」(大拓興産株式会社、明輝コーポレーション株式会社共催)が12日…
阪神・掛布雅之OB会長(70)の「野球殿堂入りを祝う会」(大拓興産株式会社、明輝コーポレーション株式会社共催)が12日、大阪市内のホテルで開催された。掛布OB会長とプライベートで親交のある関係者や粟井球団社長ら200人が出席。冒頭で功績をたたえるVTRが上映され、掛布OB会長は「85年には素晴らしい仲間に恵まれ、日本一を達成できた。そのとき吉田監督は『ウチには日本一の4番バッターがいます。だから勝てた』と。その言葉は今も僕の宝物」と誇らしげにあいさつした。
現役時代はライバル関係だった、元巨人・江川卓氏(70)とのトークショーも実施。1979年7月7日のプロ初対決で放った本塁打を、「初めての対決で緊張してたし、阪神ファンがプレッシャーかけてきて。そのときは3番。初回にまわってきてストレートかと思ったら、初球カーブのボール球。勝ったなと思いました」と回想。江川氏は「キャッチャーの大先輩が…俺はストレート投げたかった。悔いが残ってる。こっちは殿堂入りしないし。いろいろ原因はあるんだろうけど」と負け惜しみをこぼしていた。