全日本U-15女子フットサル選手権東海大会が13日、浜松アリーナで行われる。東海大静岡翔洋中は初戦で朝日インテックラブリ…

全日本U-15女子フットサル選手権東海大会が13日、浜松アリーナで行われる。東海大静岡翔洋中は初戦で朝日インテックラブリッジ名古屋スターチスと対戦。初の全国出場を目指す。

ぶっつけ本番で「東海切符」をつかんだ。同校はサッカー主体で活動している。フットサル未経験で臨んだ今年8月の県大会で優勝。選手自身もおどろく快挙で東海大会出場を決めた。主将の小幡怜愛(れあ、3年)は「サッカーと違う部分が多くて、最初は難しかった」。足元の技術を磨いてきた普段の練習が奏功し、狭いコート内でも実力を発揮。細かい戦術面などは、高校フットサル部の久保田勇輝監督の指導を受けて身につけた。

県大会優勝後はサッカーとフットサルの「二刀流」で活動。練習量も増やした。GK今村しずく(3年)は「サッカーよりも近い距離でシュートを打たれるので、体で止める意識でやってきた」。恐怖心を拭い去るための練習を重ねるなど、選手個々がフットサルに必要な技術を磨いてきた。

東海大会は4県(静岡、愛知、三重、岐阜)の代表チームがトーナメント方式で争い、優勝チームだけが全国切符を手にする。初戦は過去に全国優勝経験がある難敵が相手。小幡は「絶対に勝って全国大会に出場したい」と意気込んだ。チャレンジャー精神で番狂わせを起こす。【神谷亮磨】