「ヴィーナスシリーズ第18戦 尼崎プリンセスカップ」(12日、尼崎) 1号艇の鎌倉涼(36)=大阪・100期・A1=が…
「ヴィーナスシリーズ第18戦 尼崎プリンセスカップ」(12日、尼崎)
1号艇の鎌倉涼(36)=大阪・100期・A1=が展示航走でのアクシデントで4艇立てとなった優勝戦をインから逃げて、8月のプレミアムG1・レディースチャンピオン(浜名湖)以来、通算23回目の優勝を果たした。2着には実森美祐(広島)、3着は安井瑞紀(岡山)が続き、3連単は500円(2番人気)の順当決着となった。
2艇が欠場するアクシデントも問題にすることなく、予選トップからのVロードを駆け抜けた。
前回Vの9号機からトップ級の舟足を引き出した鎌倉はコンマ28の2番手Sもインから先マイ敢行。「出足が抜群でした。エンジンが良くて進んでくれた」と今年2回目、そして当地3回目の優勝に導いてくれた愛機に感謝した。
「4艇立てで初めて走ったし、艇間がよく分からず戸惑った」と鎌倉。展示航走で3号艇の平高が1周2Mを回ったところでバタついて落水。そこに後続の4号艇・山口が接触して転覆し、異例となったレースを振り返った。
次節の「プレミアムG1・第14回クイーンズクライマックス」(28~31日・大村)に弾みを付け「母となって初めて年末走るので優勝目指して頑張ります」と意気込む。賞金女王の称号が懸かる年末の大一番に向け、まだまだアクセルを緩めるわけにはいかない。