サッカー元スペイン代表でJ1神戸でもプレーしたアンドレス・イニエスタ氏が来年のサッカーW杯で「スペインが優勝候補の一つ…

 サッカー元スペイン代表でJ1神戸でもプレーしたアンドレス・イニエスタ氏が来年のサッカーW杯で「スペインが優勝候補の一つ」だとした。スペインのスポーツ紙マルカとのインタビューで話した。

 現在のスペイン代表についてイニエスタ氏は「とても魅力的。これはサッカーファンの間でとても一般的な意見。プレーや喜び、責任感のレベル、誰もが何をしなければならないのかを分かっていて、選手のバリエーションが数多くあり、それはとても重要なこと。どういう状態でW杯にたどり着くのか、大部分の選手たちが良い状態でいることが常に重要」だとした。

 元代表選手のMFペドリ(バルセロナ)が自身と元同僚選手のシャビ・エルナンデスを足して2で割ったような存在だという評価には「ペドリはペドリ。彼には彼の特徴や長所があり、まだ若く成長と良くなり続けるだけのものがある。バルサと代表で決定的な存在で、素敵なのはテレビの前で見ていて彼が実に見事で実に簡単に、また自然な形で見るものを魅了しているということ」と評価している。

 現在のスペイン代表と、自身がプレーし初優勝した2010年当時の代表チームとの比較については「時期も、サッカーの状況も違っていて比較はできない。願わくば今の世代が当時勝ち取ったものを成し遂げ、克服してくれれば。そうなれば素晴らしい知らせになる」と話している。