現役ドラフトでヤクルトから阪神に加入した浜田太貴外野手(25)が12日、兵庫・西宮市内で入団会見を行い、「まだ2桁(本…

 現役ドラフトでヤクルトから阪神に加入した浜田太貴外野手(25)が12日、兵庫・西宮市内で入団会見を行い、「まだ2桁(本塁打を)打ったことがない。まずは2桁打ちたい」と新天地での活躍を誓った。

 2022年の開幕戦では藤浪から一発を放つなどプロ7年間で通算18本塁打をマーク。未完の和製大砲は「不安はあったんですけど、強いチームにいけるというワクワク感がありました」と移籍を歓迎。「人見知りなので、人と会話ができるか…その不安が一番です」と笑いながら「一番は野球をしにきているので、そこは頑張りたいと思います」と前を向いた。

 本拠地となる甲子園との相性は抜群だ。明豊高時代の2年夏は15打数9安打、打率・600、2本塁打と大暴れ。18年度ドラフト4位でヤクルト入団後、22年は73試合で6本塁打、23年も103試合で5本塁打をマーク。22年の阪神との開幕戦(京セラ)では七回に藤浪から代打で左越えソロを放ち、最大7点差をひっくり返す大逆転勝利に貢献した。今季は34試合と出番を減らしたが、心機一転、タテジマで輝きを取り戻す可能性は十分にある。

 愛称については「ハマだったり、ハマちゃんだったり…お願いします」と話し、「やっている以上はレギュラーを取りたいですし、ずっと出られるように頑張ります」と、意気込みを語った。