ヤクルト石川雅規投手(45)が12日、都内の球団事務所で契約更改し、800万円ダウンの年俸3200万円でサインした。24…

ヤクルト石川雅規投手(45)が12日、都内の球団事務所で契約更改し、800万円ダウンの年俸3200万円でサインした。

24年目の今季は8試合登板の2勝4敗、防御率8・13だった。4月9日阪神戦(甲子園)でプロ野球史上初となる24年連続勝利を達成し、バットでも8月7日巨人戦(東京ドーム)の中前打で新人からでは投手史上初となる24年連続安打の大記録をマークした。「しっかり契約していただけた。また1つスイッチが入った。そういう気持ち」と姿勢を正したまま言った。

これまで通算188勝を積み重ねてきた。200勝まで残り12勝と着実にステップを踏んでいる。球界最年長の左腕は「気持ちとしては1年で(通算)200勝。そうすれば、池山監督の力になれると思う。志は高く目指してやっています」と話した。開幕投手の座も「もちろん先発をやっている以上は目指すのが自分のスタイル。開幕を目指して頑張りたい」と力を込めた。

来季の目標を記す色紙には漢字1文字で「成」と記した。「野球がもっとうまくなりたい。これでいいと思うと、この先に成長はないと思うので。もっともっと野球選手としても、人としても成長をしていきたい」と言った。そして「健康診断でも身長が伸びていたので。170センチあったんですよ。朝だったからですかね。うれしかったです」と白い歯を見せた。169センチ台から“大台”に到達したことを報告。ついに来季はプロ25年目。まだまだプロ野球選手としても成長していく。(金額は推定)