◆香港カップ・G1(12月14日、香港シャティン競馬場・芝2000メートル)=12月12日、シャティン競馬場 海外初出走…
◆香港カップ・G1(12月14日、香港シャティン競馬場・芝2000メートル)=12月12日、シャティン競馬場
海外初出走Vを狙うベラジオオペラ(牡5歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)は、オールウェザーコースを2周近くのキャンター。弾むようなフットワークで各国のメディアが待ち受けるスタンド前を駆け抜けた。調教にまたがった上村調教師は、引き揚げる際に馬上から「いいよ」とひと声。10日の追い切りで気合を取り戻すために入れたステッキ2発の効果が表れた。
月野木助手は「向こう(栗東)の検疫の時はすぐに使ってもいいくらいでした。こちらでは落ち着いていますが、輸送で体重が減らなかったという点では良かったです」と海外遠征で心配された体重減はクリア。続けて「びっくりするくらい頭が良くて、周りの雰囲気を察する」と同助手は愛馬の特徴を説明。レースに向けて再び実戦モードに入ってきている。