第98回選抜高校野球大会の「21世紀枠」の各地区候補校9校が12日、発表された。2026年1月30日の選考委員会…

長崎大会準決勝の大崎戦で本盗を決める長崎西の大町悠透=長崎県佐世保市で2025年10月11日、川島一起撮影

 第98回選抜高校野球大会の「21世紀枠」の各地区候補校9校が12日、発表された。2026年1月30日の選考委員会で2校が選ばれ、一般選考校とともに3月19日に阪神甲子園球場で開幕するセンバツ大会に出場する。

 九州地区から選出された長崎西のプロフィルや推薦理由を紹介する。

長崎西(九州)

 1948年創立で、長崎市にある県立進学校。東大など難関大や国公立大医学部などに多数の合格者を出す。1コマ50分で毎日7時間目まで授業があり、土日は模擬試験に臨む。部員は38人。平日の練習時間は90分で、校訓「自律」にちなみ「時律」をテーマに効率的に取り組む。データの「見える化」のため、マネジャーの自作アプリで練習の評価や相手校を分析するなど工夫する。今秋は長崎大会で準優勝。九州大会は8強入りし、明治神宮大会を制した九州国際大付(福岡)に食い下がった。